【2025年最新】不動産売却前に知っておくべきこと

不動産価格は上昇傾向！でも今後は…？

2025年現在、不動産価格は上昇を続けています。こちらは、国土交通省が2025年1月に発表した不動産価格指数の推移です。

右肩上がりが続いていますが、2025年1月に金利が引き上げられたため、今後不動産価格は下落する可能性があることが予想されます。

そのため、今が不動産を売るチャンスであるとも考えられます。

とはいえ、大切な不動産を売却する際には焦りは禁物です。後悔のない売却ができるようサポートいたしますので、この記事を参考にしながら、安心して不動産売却を進めていきましょう！

【比較表】売却方法

不動産を売却する際には、状況や目的に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。

売却方法には、「不動産仲介」「不動産買取」「個人売買」の大きく3つがあり、それぞれに異なるメリット・デメリットがあります。

以下の比較表では、それぞれの特徴を一目でわかるようにまとめました。目的に合った方法を選ぶ際の参考にしてください。

売却方法	①不動産仲介	②不動産買取	③個人売買
特徴	不動産会社に買い手を探してもらう	不動産会社が物件を直接買い取る	自分で買い手を探して売却する
メリット	・希望に近い価格で売れる ・販売活動をサポートしてもらえる	・仲介よりも短期間で売却できる	・仲介手数料が発生しない
デメリット	・仲介手数料がかかる	・売買価格が安くなる傾向がある	・売却活動が難しく、手間がかかる ・知識が不足しているとトラブルの原因に
こんな方におすすめ	売却活動をサポートしてほしい	すぐにお金が必要	不動産に関する知識がある

売却の流れ

不動産の売却を完了するには、一般的に3〜6カ月ほどかかります。売却の流れは以下のようになります。

１．準備

最初に、売却を進めるために自分の希望をしっかり整理しましょう。まず考えるべきは、「いつまでに売りたいのか」と「いくらで売りたいのか」です。これらの希望を明確にしておくことで、売却活動がスムーズに進みます。

また、この段階で自分の不動産の相場を知ることも重要です。相場を把握しておかないと、希望価格に大きなギャップが生じることがあります。相場の調べ方については、後述していますのでぜひ参考にしてください。

２．査定依頼

次に、売却を進めるために不動産会社に査定を依頼します。査定結果が出るまでの間に、”１．準備“を進めておくと効率的ですね。

査定額は不動産会社によって異なるため、複数社に査定を依頼して比較することが大切です。もし査定額がご自身の希望と異なる場合でも、契約を強制されることはありません。

３．販売活動

査定結果をもとに、販売活動を始めます。

例えば、不動産のアピールポイントを整理して販売戦略を考えたり、内覧の準備を手配したりします。不動産会社に仲介を任せると、売却を成功させるためにさまざまなサポートを提供してくれるので、スムーズに販売活動を進められます。

一方、不動産会社を介さずに自分で買い手を探す場合、すべての手配を自分で行う必要があり、難易度が高くなります。

４．売買契約

買い手が見つかれば、次に売買契約を結びます。この契約では、契約書にサインをし、手付金を受け取ることが一般的です。

また、不動産会社に仲介を依頼している場合は、売買契約が成立した際に仲介手数料を支払うことになります。手数料は売買価格の一定割合となりますので、事前に確認しておきましょう。

５．決済・引渡し

次は決済と引渡しです。このタイミングで、買い手から売買代金の残金を受け取ります。完了したら、物件の引渡しを行います。引渡しでは、鍵や必要書類を買い手に渡し、物件の所有権が正式に移転します。

決済と引渡しが無事に完了すれば、売却が終了します。

６．確定申告

不動産を売却して譲渡所得が発生した場合、翌年に確定申告を行う必要があります。譲渡所得とは、不動産を売却したことによって得られる利益のことです。この利益に対して税金がかかります。

確定申告の期間は、家を売却した翌年の2月16日から3月15日の間です。

売却前に知っておくべきこと

次に、売却前に必ず確認したい重要ポイントについてお伝えします。

相場

前述の通り、査定額は不動産会社によって差があります。査定額が適切か、自分でも事前に相場を調べておきましょう。

相場を調べるには、国土交通省が提供する「不動産情報ライブラリ」がおすすめです。マップ上で視覚的に調べることができ、簡単に自分の不動産の価値を把握できます。

もし調べた相場と査定額に大きな差がある場合は、その理由を不動産会社に聞いてみましょう。ここで誠実に根拠を説明してくれる不動産会社は信頼できます。

売却タイミング

不動産を売却するには適切なタイミングがあります。以下のポイントを考慮しながら、ベストなタイミングを選びましょう。

時期

不動産は、1月～3月に需要が増える傾向があり、この時期は好条件で売却しやすくなります。また、9月～10月も人事異動が多く、需要が増える時期です。これらの時期に合わせて売却を検討するのも一つの方法です。

築年数

一般的に、築20年以内の物件は比較的高い価格で売れやすいとされています。それ以降、1～2年遅れて売却するごとに、物件の価値はどんどん下がっていきます。

税金

土地を売却して得た利益には、譲渡所得税という税金がかかります。税率は不動産の所有期間によって異なります。

　短期譲渡所得（5年未満）：売却益に対して39.63%（所得税率30.63%＋住民税率9%）
　長期譲渡所得（5年以上）：売却益に対して20.315%（所得税率15.315%＋住民税率5%）

5年未満での売却は税金が高くなるため、可能であれば5年以上の所有を目指すと税負担を軽減できます。

売却以外の選択肢

不動産を売却する前に、売却以外の選択肢も考えてみましょう。

例えば、土地であれば土地活用をして収益を得る方法や、戸建てやマンションであれば賃貸に出す方法もあります。

ただし、売却、賃貸、土地活用のどれを選ぶべきかは、不動産の立地や広さ、そしてオーナーの資金状況等によって変わってきます。自分の不動産に最適な選択肢を選ぶためには、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

不動産情報サイトイエカレでは、1回の資料請求で、「売却する場合の査定額」「賃貸に出した場合の家賃の査定額」「その他の土地活用方法」を比較することができます。

無料で利用できますので、売却を決める前に、まずは一度相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、不動産売却の前に知っておくべきことについてお話ししました。

売却前には、「今が本当に売り時か？」「相場はどうか？」「売る以外の方法はあるか？」をしっかり考えておきましょう。

ただ、すべてを自分で進めていくと、時間がかかってしまい、大切な売却チャンスを逃す可能性もあります。

そんなときに役立つのが「イエカレ」です。イエカレは、サイト運営実績17年目で、日本最大級の不動産情報サイトとして多くの信頼を集めてきました。

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また、資料請求をする際は、最適な不動産会社を厳選してもらうためにも、入力項目を全て埋めることをおすすめします。

1回の資料請求で、必要な情報を同時に知ることができるので、最初に入力しておくと後から不動産会社に確認される手間が省けて便利ですよ！