
今回は、駐車場シェアサービス「akippa」と「特P」を比較してみます!
比較表でそれぞれの特徴を分かりやすくまとめているので、サービスを利用する前にぜひ確認してください。
駐車場シェアサービスとは
駐車場シェアサービスとは、ご自宅などの空いている駐車スペースを、必要としている人に貸し出すことで収入を得られる仕組みです。
初期費用や運営にかかる費用が不要なため、気軽に始めやすいのが大きな特徴です。また、状況に応じていつでもやめることができるため、リスクを抑えながら収益を得られる方法として注目されています。
比較表:akippa VS 特P
駐車場シェアサービスの中でも、業界でよく知られている「akippa」と「特P」。
それぞれの特徴を一気に比較してみましょう。
akippa | 特P | |
---|---|---|
駐車場利用者数 | 累計会員数450万人以上 ※2025年4月時点 | 月100万人以上が利用 |
駐車場掲載数 | 全国5万件以上 ※2025年4月時点 | 全国10万件以上 |
オーナー収入 | 売上の46.3% ※手数料53.7% | 売上の70% ※手数料30% |
初期費用、運営費 | 0円 | 0円 |
貸出時間 | 15分単位 | 最小4時間~ |
最低貸出スペース | バイク1台分から | バイク1台分から |
月極貸出 | × | ・マンスリー(1ヶ月) ・サブスク(6ヶ月) |
駐車場利用料の設定 | akippaまたはオーナーが設定(選択できる) | オーナーが設定 |
補償制度 | 駐車スペースの貸し出しにおいて発生した物損や傷害・賠償を補償 | 駐車場を利用する車は対物保険加入が必須 |
サポート体制 | 24時間年中無休の電話サポート | 24時間年中無休の電話サポート |
報酬支払い方法 | 銀行振込 | 銀行振込 |
報酬の振込最低金額 | 3,000円 | 3,000円(1,000円単位で指定可能) |
駐車場貸出の停止 | アプリから操作 退会費用無料 | 解約料無料 |

比較表を見てみると、akippaは多くの利用者を持ち、集客力が強みで、特Pは低手数料で収益を最大化できる点が魅力的ですね!
akippaについて
特徴:akippaの強みと弱み
まずは、akippaの特徴を挙げてみます。強みと弱みを把握して、自分にぴったりのサービスかどうか考えてみましょう!
累計450万人以上の会員数 ※2025年4月現在
akippaの大きな特徴のひとつは、業界トップクラスの累計450万人以上の会員数です。
会員数が多ければ、それだけ多くの人が駐車場を利用する可能性があることになります。より多くの需要が見込めるため、駐車場オーナーとしても安心感があります。
安心の補償制度
akippaは「駐車場シェア専用保険」に加入しており、万が一のトラブルに備えた補償制度を提供しています。この保険は、駐車場の貸し出し中に発生した物損や傷害、さらには賠償責任を補償してくれます。
例えば、オーナーの外壁が利用者によって破損された場合、通常は利用者の自動車保険が適用されます。しかし、もし自動車保険が適用されない場合でも、この駐車場シェア保険がオーナーの損害を補償することができます。
料金設定を委託できる
akippaでは、駐車料金を自分で決めずに、akippaに委託することができます。
料金設定は、高すぎると顧客が離れ、逆に安すぎると収益が減ってしまいます。周辺の駐車場相場や、平日と休日で料金変更を考慮する必要もありますが、akippaならその手間は不要です。
akippaは、休日やイベントを踏まえて適切に料金を見直してくれるので、常に最適な料金設定がされている状態を保つことができます。
手数料が高め
特Pが30%の手数料に対し、akippaの手数料は53.7%と高めになっています。
しかしその分、利用者数が多いため予約が入りやすく、15分単位で貸し出せるので短時間での利用も増えます。したがって、手数料の高さがそのまま収益の低さに直結するわけではありません。
こんな人におすすめ!
特に、以下のような方にはakippaがおすすめです。
- 補償やサポート体制がしっかり整っていてほしい
- 短時間でも貸し出したい
- 料金設定など、運営の手間を減らしたい
- 利用者が多いサービスを選びたい

特Pについて
特徴:特Pの強みと弱み
次に、特Pの強みと弱みを見ていきましょう。akippaと比較しながら、どちらが自分に合っているか参考にしてくださいね。
業界No1の売上還元率
特Pの最大の特徴は、その売上還元率の高さです。特Pの手数料は30%で、業界最安となります。
例えば、10,000円の売り上げがあった場合、akippaではオーナーの収入が4,630円となるのに対し、特Pでは7,000円がオーナーの収入となります。この差は、オーナーにとって大きなメリットですね。
月極で貸し出せる
特Pでは、1ヶ月単位や6ヶ月以上の月極で貸し出すことができます。月極の魅力は、固定の賃料が得られる点です。
さらに、月極募集をしながら時間貸しを併用することも可能です。これにより、オーナーは収益化のチャンスを逃さず、さまざまなニーズに対応することができます。
全国規模で対応
特Pの駐車場掲載数は全国10万件以上となっており、地方でも広く展開されています。
掲載数が多いことで、都市部だけでなく地方でも認知度が高まり、駐車場を貸し出すオーナーにとっても、安定した需要を見込めると考えられます。
隙間時間では貸し出せない
最小4時間からの貸し出しなので、akippaのように15分単位での細かい貸し出しはできません。
しかし、月極募集は特Pでしか行えないため、長期的な安定した収入を得たい方には魅力的な選択肢です。時間単位での貸し出しができない分、長期利用者を確保しやすいという特徴があります。
こんな人におすすめ
特に、以下のような方には特Pがおすすめです。
- 手数料を抑えたい
- 月単位で安定した収入を得たい
- 時間貸しと月極を併用して収益の幅を広げたい
- 地方で貸し出したい

まとめ
今回は、駐車場シェアサービスを提供する「akippa」と「特P」を比較してみました。
akippaは集客力の高さが強みですが、売上に対してオーナー収入が少なくなりがちです。一方、特Pは、akippaほどの利用者数はないものの、業界最安の手数料で収益を最大化できる点が大きな魅力です。
駐車場シェアサービスは、リスクが少なく、手軽に始められる副業として注目されています。自分のスタイルや目指す収益に合わせて、どちらのサービスが最適かを検討し、選択することをおすすめします。