個人でもできる月極駐車場!特徴・費用・リスクを解説

今回は、月極駐車場について詳しくお話しします!

月極駐車場の特徴をはじめ、初期費用や維持費、かかる税金など、始める前に知っておきたいポイントをまとめました。

月極駐車場の特徴

月極駐車場は、利用者と契約を結び、駐車スペースを月単位で貸し出す形の駐車場です。契約が続いているあいだは、毎月決まった賃料が入るため、空きがなければ安定した収入を得ることができます。

コインパーキングのように精算機やゲートを設置する必要がないので、初期費用が抑えられるのも魅力です。また、日々の手入れや管理の負担も比較的少なく、個人経営でも始めやすくなっています。

ただし、契約した台数分しか収入が得られないため、ひと月の収入には限りがあります。

収益性の目安となる「表面利回り」は、平均しておよそ5%前後とされており、大きな利益を狙うというよりは、堅実な収入を得たい方向けの方法といえるでしょう。

経営にかかる費用

月極駐車場を経営するにあたって必要となる経費について解説します。

初期費用

月極駐車場は、コインパーキングのように精算機やゲートバーなどの駐車場機器が不要なため、初期費用を抑えやすい特徴があります。

主に、以下のような費用がかかってきます。

項目相場
土地整備舗装砂利敷き約3,000円/㎡
アスファルト舗装約4,500円/㎡
コンクリート舗装約8,000円/㎡
ライン引き約5,000円/台
車止めブロック約5,000円/台
看板等看板・照明約20万円
防犯カメラ約5万円~

土地の状態によっては、既存建物の解体費用や排水設備の整備、電気工事などが必要になるケースもあります。

また、そもそも土地をお持ちでない場合は、まず土地を購入するところからスタートすることになります。土地の価格は地域によって大きく異なるため、希望エリアの相場を調査しておきましょう。

さらに、土地を購入する際には、土地代だけでなく、仲介手数料や登記費用、印紙税、不動産取得税などの諸費用も発生します。こうした費用も含めて、資金計画を立てることが大切です。

維持費

月極駐車場を経営するには、日々の管理にかかる維持費が必要です。具体的には、照明や防犯カメラの電気代、駐車場内の清掃や設備の点検・メンテナンスなどに必要な費用です。

また、経営を管理会社に委託する場合は管理委託費も必要となり、相場としては収益の5~10%程度が目安です。

税金・保険料

駐車場経営には以下のような税金がかかります。

  • 固定資産税
  • 都市計画税
  • 償却資産税
  • 消費税
  • 事業税
  • 所得税・法人税

各税金の詳細についてはこちらの記事をご確認ください。

また、万が一の事故やトラブルに備えて保険に加入する場合は、保険料も必要となります。

リスクについて

空き区画が発生するリスク

月極駐車場では、常に全区画が埋まるとは限らず、空きが発生することもあります。空きが続けば、その分の収入が減少します。

空き区画への対策としては、料金設定の見直しや広告の改善が必要です。

これらで効果が得られない場合は、駐車場シェアサービスの導入などで空き区画を活用する方法があります。

賃料の滞納のリスク

月極契約の場合、利用者が賃料を滞納し、トラブルに発展することもあります。未払いが長引けば、督促や契約解除などの対応が必要になってしまいます。

こうしたトラブルを防ぐために、滞納が発生した場合の対応や支払いのルールを、契約書にしっかりと記載しておくと安心です。

また、管理会社に運営を委託することで、賃料の回収や利用者とのやり取りを任せることができ、駐車場オーナーの負担を減らすことができます。

まとめ

今回は、月単位で駐車スペースを貸し出す「月極駐車場」についてご紹介しました。

月極駐車場は、初期費用や維持費を抑えやすく、毎月決まった賃料が収入として入ってくるため、安定した経営がしやすいのが特徴です。
一方で、空き区画が発生したり、賃料の滞納といったリスクがあることも忘れてはいけません。

メリットとデメリットをしっかり理解したうえで、ご自身の目的や状況に合った活用方法を考えてみてくださいね。

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