
本記事では、駐車場の舗装方法である「砂利敷き」「アスファルト舗装」「コンクリート舗装」を比較します!
駐車場の舗装方法
コインパーキングや月極駐車場を始める際には、まず土地の整備が必要です。
駐車場に使われる主な舗装方法は、「砂利敷き」「アスファルト舗装」「コンクリート舗装」の3つになります。
それぞれの舗装方法には、初期費用・耐久性・施工期間など様々な特徴があり、一概にどれが優れているとは言い切れません。
駐車場の規模や利用目的、予算、メンテナンスの手間を総合的に考慮して、最適な舗装方法を選ぶことが大切です。
砂利敷き
砂利敷きは、主に月極駐車場で多く採用されています。
砂利敷きは最も初期費用を抑えられる方法で、費用は約3,000円/㎡が目安となります。しかし、砂利が駐車場外に出やすいため、定期的に砂利を補充する必要があります。
メリット
- 初期費用が抑えられる
- 施工期間が短い
- 音がするため防犯性に優れている
- 車内が高温になりにくい
デメリット
- 車に傷がつきやすい
- 除草作業がいる
- 砂利が減る(駐車場外に出やすい)
- 除雪しにくい

砂利110番なら、600円~/㎡というリーズナブルな価格で施工してくれます!
アスファルト舗装
一般的な駐車場によく使われているのがアスファルト舗装になります。アスファルトは固まりやく、施工期間も短く済みます。
費用は約4,500円/㎡で、コンクリートよりも安価で施工できますが、高温による影響を受けやすいため定期的なメンテナンスが必要です。
メリット
- 固まる時間が短い
- 排水性が高い
デメリット
- 高温になりやすい
- ひび割れが発生する

メリット・デメリットともに、砂利敷きとコンクリート舗装の中間的な性質を持っており、コスト・耐久性・施工期間のバランスが取れた選択肢といえます!
コンクリート舗装
コンクリート舗装の費用は約8,000円/㎡で、砂利敷きやアスファルト舗装と比べて高くなりますが、耐久性に優れているためメンテナンス費が抑えられます。
表面が白いため、夜間や立体駐車場など暗い場所での視認性が良く、事故のリスクが軽減されます。
メリット
- 耐久性が高い
- 頻繁なメンテナンスが必要ない
- 暗所での視認性が良い
デメリット
- 初期費用が高い
- 施工期間が長い

強度が強いため、大型車両が利用する駐車場に特におすすめです!
【比較表あり】まとめ
主な駐車場の舗装方法には「砂利敷き」「アスファルト舗装」「コンクリート舗装」の3種類があります。
砂利敷き | アスファルト舗装 | コンクリート舗装 | |
---|---|---|---|
舗装費 | 約3,000円/㎡ | 約4,500円/㎡ | 約8,000円/㎡ |
施工期間 | 短い | 中程度 | 長い |
耐用年数 | 約5年~10年 (法定耐用年数:15年) | 約10年~20年 (法定耐用年数:10年) | 約20年~30年 (法定耐用年数:15年) |
メンテナンス | 高頻度 | 中程度 | 低頻度 |
おすすめ用途 | 初期費用を抑えたい月極駐車場 | 一般的な駐車場全般 | 大型車や暗所の駐車場 |
目的や予算、使用環境に応じて、最適な方法を選びましょう。